消費者金融と信販会社の違い




誰でも一枚は持っているクレジットカードでも、お金を借りることができますよね。
では、クレジットカードを発行している信販会社と消費者金融の違いはどこにあるのでしょう?

大きな違いは、提供する商品。
信販会社が私たちに商品として“売る”のは、クレジットカードそのものです。
ツケでお買い物ができてお金も貸しますよ、という権利の象徴がクレジットカード。
信販会社はその権利代としてカードの入会費や年会費を取り、それを利益としています。

一方、消費者金融が私たちに提供する商品は、お金そのもの。
消費者金融は信販会社とは違い、純粋に利息で儲けているのです。

両者が扱っている商品の違いにより、目に見えて違ってくるものがあります。
それは、融資利率。
一般的には消費者金融よりも信販会社の方が低く設定されています。
その分、消費者金融に比べると信販会社の方が審査は厳しいものとなっています。
審査のスピードは若干消費者金融が有利ですが、信販会社でも年々それは早くなっている傾向にあります。

また、すでにクレジットカードを持っていればすぐにでもお金を借りられるのは信販会社の大きなメリット。
消費者金融を利用する前に、クレジットカードの残高を確認してみては?

借金
消費者金融とヤミ金の違い

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消費者金融は十数年前までは“サラ金”と呼ばれていました。あまりイメージのよくない言葉ですよね。
今ではそれよりもさらにイメージの悪い言葉があります。“ヤミ金”です。

語感と字面が似ているせいか、サラ金(=消費者金融)とヤミ金がごっちゃになっている人はいませんか?
どっちも似たようなもんだ、なんて考えは大きな間違いなんですよ。

まず、消費者金融は貸金業法および出資法にのっとっています。
内閣総理大臣または各都道府県知事の許可を得、しかるべき所に登録して、日の当たる場所で営業しているのです。
消費者金融では融資利率が法律で定められた上限利率を超えることもありません。

消費者金融に比べてヤミ金は、まったくの無法地帯。
法律を無視し、なんの信用も担保もない利用者に、大金を貸し付けます。
利率はトイチ(十日で1割)、なんてよく言いますが、とんでもない。
中にはトヨン(十日で4割)、トゴ(十日で5割)なんて所もあるのです。
返済が少しでも遅れると、家や会社に押しかけるなど厳しい取り立てを行う所も少なくありません。

消費者金融とヤミ金の違い、わかってもらえたでしょうか。
ヤミ金に駆け込む前に、消費者金融を思い出してくださいね。

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